妊娠中の歯周病による八重歯の抜歯

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歯医者雑記

半年に一回、定期的に歯科には通っていたけどある時歯茎から血が大量に出るように。

痛みがあって相談しても普段のクリーニングと変わらなかったり、仕上げのツルツルにする処置が無かったり。不信感を覚えることも増えていたため、別の歯科に見てもらうことにしました。

するとまさかの重度歯周病の診断…。

同時期に妊娠も判明して、状況に応じながら治療していくことになりました。

結果のちのち八重歯の抜歯になるのですが、検索しても親知らずの抜歯の情報ばかりでそれ以外(特に前歯付近の抜歯)の体験談の情報がなく不安だったので、自分の体験談をレポしようと思います。

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最初の歯の状態(歯並び画像有り)

歯周ポケットを針のような器具で深さを測る検査をし、前歯は2~3mmで問題無し。奥歯はほとんど4~6mmで軽~中度歯周病。

少しグラついて力がかかると結構な痛みのある八重歯が8mmで重度歯周病の判定。

基本的には抜かず、炎症を抑えた上で歯周ポケットの現状維持を目指していくと説明を受けました。

矢印の所が重度歯周病の八重歯です。

歯並びの画像

治療開始

①クリーニング

最初は、普段受けていたような通常のクリーニングをされました。歯石取りや表面を磨くやつです。

一ヶ月後の歯茎の状態を見て、今後の治療が決まるそう。

私の場合、現状で状態が悪いので恐らく麻酔を使った歯茎内の歯石取りに移行するでしょうと言われ怯える…。

②スケーリング・ルートプレーニング(SRP)

前回の見立て通り、劇的な改善は見られないため歯茎内のクリーニング(SRP)をすることに。

妊娠中の安定期前には注射による麻酔をしない方針の歯科だったので、表面麻酔で行うとのこと。

なので結構痛いと思いますと言われ今回も怯える…。

私の場合は範囲が広いため、3回(3日)に分けてやっていくみたいです。

青りんご味の麻酔を多めに塗られ治療開始。

ガリッゴリッと削られる音がします。

軽度~中度歯周病の箇所は痛いけどうっと顔を少ししかめ、我慢できる程度の痛み。

流石に重度歯周病の箇所は我慢できるギリギリと無理なレベルを行ったり来たりな感じで、都度手を止めてもらったりして乗り切りました。

クリーニング・経過観察

 

2週間後に経過を診てもらうと腫れや出血箇所がとても改善していました。

効果あるんだ!耐えて良かった!

その後月1のクリーニングと経過観察に移行しました。

 

普段よりも歯の手入れも丁寧にしていました…しかし重度歯周病の八重歯だけは悪化の一途を辿り、2ヶ月後歯周ポケット11mmにまで達してしまいました。

歯科医師から「抜いてもいいし、抜かなくてもいい。5割と5割。」と言われ悩む。

しかし痛みも増えていて、八重歯のある側では噛めないし、残したとしてもそれは変わらない…。

私の場合歯並びが悪く、八重歯が歯列から完全に外れていて隙間も無いため、義歯などは必要ないみたいだし…。

産後余裕の無い時に痛みが悪化しても辛いだろうと思い、八重歯の抜歯を決めました。

八重歯の抜歯・経過(歯と傷跡の画像有り)

産婦人科医に相談し、歯医者のレントゲンも麻酔も抗生剤も問題無いと許可をもらい、安定期に入った6ヶ月頃に抜歯の予約を入れました。

抜歯当日

診察台に通され、以前も塗られた青りんご味の表面麻酔を塗られしばらく放置。

10分くらいして先生が再び来て、今度は注射の麻酔です。

数カ所に注入されている感覚…まぁまぁ痛い……

でも我慢できる痛み。

「抜歯は痛みはありますか?」と質問すると「麻酔が効いてればね」と若干不安な返答。

 

再度放置。次に先生が来たら抜かれるだろうと緊張でドキドキ&冷や汗。

 

15分くらい経ったくらいで先生登場!

「口の中を見せてね~」と言われ開けるといきなりの抜歯!!

バキバキいうのかと想像していましたが、バリッ!ブチッ!っていう感じ。歯周病が進行していて接地面が少なかったみたいです。一瞬で抜けました。

恐れていた痛みは全くありませんでした。良かった!!

 

抜歯した八重歯がこちら。記念に撮らせてもらいました。

抜歯した八重歯

思ったより歯根が長い。そしてポケットの分汚れが内部まで入り込んでいます。

抜歯後の経過(画像有り)

抜歯当日

痛みは無く、穴が開いていてなんか潤っている。

歯磨きは恐る恐る優しくしました。

痛み止め(カロナール)を貰いましたが必要ありませんでした。

抜歯3日後

抜歯3日後の画像

相変わらず痛みはほとんどありません。触れると少し痛むくらい。

血餅ができると思っていましたが出来ず。

抜歯1週間後

抜歯1週間後の画像

触れても痛まず。穴がぽっかり空いています。

抜歯1ヶ月後

抜歯1ヶ月後の画像

穴が小さくなりました。

妊娠中の歯周病。治療したら早産のリスクは減る?

妊娠中の歯周病は早産リスクを7倍にも高めると言われています。

最初何の気無しに歯周病について調べていたら目に入り、とても不安になりました。

そこで歯科医師に聞いてみると、「きちんと治療し症状を抑えることで、赤ちゃんへの影響は確実に少なくなります。」と言われ少し安心しました。

終わりに

私の場合、歯磨きがしやすくなったし痛みも無くなり食事もしやすく抜歯して本当に良かったです。

抜歯により隙間ができて歯並びがガタガタになったり、義歯が必要になることもあります。

八重歯は根が深く、重要な歯であるためよく歯科医とよく相談して決断してくださいね。

雑記
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